村田、ゴロフキンと統一戦=WBA、IBFミドル級―ボクシング
時事通信社 2022年04月09日 17:30:47
プロボクシングの世界ミドル級王座統一12回戦は9日、さいたまスーパーアリーナで行われ、世界ボクシング協会(WBA)スーパー王者の村田諒太(帝拳)が、国際ボクシング連盟(IBF)王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と対戦する。 村田、ゴロフキンとも2度目の防衛が懸かる。ゴロフキンは、かつてミドル級の世界主要3団体統一や世界王座の20試合連続防衛を果たした強敵。 戦績は村田が16勝(13KO)2敗。ゴロフキンが41勝(36KO)1敗1分け。 世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチも行われ、王者の中谷潤人(M・T)が、同級2位の山内涼太(角海老宝石)の挑戦を受ける。 ◇村田諒太の略歴 村田 諒太(むらた・りょうた) 南京都高(現京都広学館高)で高校5冠を達成し、東洋大出。12年ロンドン五輪ミドル級で金メダルを獲得した。13年8月にプロデビュー。17年10月にWBAのタイトルを獲得し、日本選手で2人目のミドル級世界王者となった。18年10月にロブ・ブラント(米国)に敗れて王座を失ったが、19年7月の再戦で奪回。のちにスーパー王者に昇格した。右ボクサーファイター。182センチ。36歳。奈良県出身。 ◇ゴロフキンの略歴 ゲンナジー・ゴロフキン 04年アテネ五輪ミドル級銀メダル。06年5月にプロデビューし、10年8月にWBA同級暫定王座を獲得。後に正規、スーパー王者に認定され、WBC、IBFの主要3団体王座を統一。18年9月にサウル・アルバレス(メキシコ)に判定で敗れてプロ初黒星を喫し王座を失ったが、19年10月にIBF王者に返り咲いた。右ボクサーファイター。179センチ。40歳。愛称は「GGG」。カザフスタン・カラガンダ生まれ。 ◇中谷潤人の略歴 中谷 潤人(なかたに・じゅんと)15年4月プロデビュー。20年11月にWBOフライ級王座を獲得。21年9月には米国で初防衛戦に臨み、元WBOライトフライ級王者のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を4回TKOで下した。左ボクサーファイター。171センチ。24歳。三重県出身。 ◇山内涼太の略歴 山内 涼太(やまうち・りょうた)17年6月プロデビュー。20年8月にWBOアジア・パシフィックフライ級王座決定戦に勝ってタイトルを獲得。21年6月には初防衛に成功した。右ボクサーファイター。165センチ。27歳。大阪府出身。(了)【時事通信社】
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