パトロンの大歓声を受けて、ウッズが力強くカムバックを果たした。右脚骨折などの重傷を負った自動車事故から1年2カ月。初日を1アンダーで終え、「長く休養し、勝負から離れていたのに」と、自身でも驚きを口にした。  「歩くのは簡単ではない」と話す通り、歩き方はややぎこちなく、グリーンでラインを読む時も低くしゃがみ込めなかった。それでも、終盤の16番(パー3)では約9メートルを沈めるバーディー。思わず拳を突き上げた。  初日にはブランクを感じさせないプレーを示したが、残り3日間は大きな挑戦になる。「まだまだ先は長い」と気合を入れた。(オーガスタ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕第1ラウンドの13番、バーディーを奪ったウッズ=7日、米ジョージア州オーガスタ(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウッズ、驚きのカムバック=マスターズゴルフ