若隆景「小さな体でも」=地元福島へエール―大相撲
時事通信社 2022年04月04日 18:14:04
新関脇だった大相撲春場所で初優勝を遂げた若隆景が4日、東京都中央区の荒汐部屋でリモートでの記者会見に臨み、「僕みたいな小さな体でも活躍できる。とにかく相撲を好きになってもらいたい」と地元福島の子供たちにエールを送った。 福島県出身では、1972年初場所の栃東(初代)以来50年ぶりの優勝。「地元がこんなに盛り上がって喜んでいて、びっくりしている。自分にとってもうれしい」と顔をほころばせた。 春場所4日目の3月16日夜には、福島県沖で地震が起き、実家の料理店でも食器が割れる被害があった。「東日本大震災のことを思い出した。場所中だったが気になった」と振り返る。元小結若葉山の祖父(故人)に「『おかげさまで』と報告したい」とほほ笑み、「帰ったら、温泉に入ってゆっくりしたい」と地元への思いをはせた。(了)【時事通信社】
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