堀琴は通算３勝目に一歩届かなかった。首位の西郷と９打差の１２位から出て、雨の影響で上位のスコアが伸びない中でも「ピンチをしのいで、取れるところで取っていった」。前半に３バーディー。後半の１５番（パー５）では、残り９４ヤードからの第３打がカップインしてイーグル。１７番で初めてボギーをたたいたが、この日ベストタイの６８をマークした。 「（西郷）真央ちゃんと差があったけど、こういう天候だし、自分が頑張ればもしかしたら、という気持ちはあった」。結果は１打及ばず２位。初日の８５位という出遅れから日ごとに挽回し、「すごく自信になった一日」と表情は明るかった。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕１８番、第３打を放つ堀琴音＝３日、静岡・葛城ＧＣ山名