シュツットガルトの遠藤航、奮闘＝欧州サッカー

　１部残留に向けて苦しい状況が続く中、シュツットガルトの遠藤航は精力的なプレーを見せた。相手守備陣がボールを持つと素早くプレスをかけ、１対１でも強さを発揮。チームは引き分け、敵地で貴重な勝ち点を手にし、「ようやくベストメンバーを組める試合が多くなってきた」と、主将として手応えを実感しているようだった。 　１１月開幕のワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会の１次リーグで、日本はドイツと同じ組に入った。「強いチームと対戦したかった。ブンデスリーガが憧れだった。ドイツは世界でもベスト」と言い、「Ｗ杯では、結果は何でも起こり得るもの。ベスト８とか、その上へ行くチャンスもあると思う。すごく楽しみ」と声を弾ませた。（ビーレフェルト時事）【時事通信社】