鹿島は自慢の2トップがチームを勝利に導いた。まずは1点を追う後半33分、右からのクロスを鈴木が頭で合わせて同点。苦しい状況を打破した25歳は「ホームで負けるわけにはいかなかった」。攻守に動き回り、献身的なプレーも光った。  試合終了間際にはその鈴木のプレーから決勝点が生まれた。柔らかい浮き球を高い打点で合わせたのは途中出場の上田。2試合連続ゴールで大きな仕事を果たし、「優磨君(鈴木)が決めて、みんなが『もう1点取りにいこう』と前向きになれた」と振り返った。  ルヴァン杯も含め、3試合連続の逆転勝ち。それでも、選手は満足していない。上田は「たまたま結果につながっているだけ。先制して圧倒する試合がいい。もう一回、見詰め直さないと」と口元を引き締めた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 鹿島、2トップが躍動=Jリーグ