ドイツ、スペインの強敵と当たる1次リーグ初戦と最終戦の会場は、ドーハのハリファ競技場に決まった。日本にとっては縁起のいい場所だ。  2011年1月に同競技場で行われたアジア・カップ決勝。日本は宿敵オーストラリアと延長戦の末に1―0で勝利。李忠成が長友の左クロスを左足で合わせる鮮やかなボレーシュートが決勝点となった。  ドーハと言えば、森保監督が現役時代にどん底に落とされた1993年の「ドーハの悲劇」が思い浮かぶ。今回の抽選会で、再び厳しい現実が突き付けられたが、指揮官は「(選手として)W杯の夢をつかみ取れなかった場で、監督としてW杯に臨んでドーハの歓喜に変えたい」。力強い言葉からは自信も伝わった。(ドーハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕サッカーのアジア杯決勝、オーストラリア戦の延長後半、決勝ゴールを決める李忠成=2011年1月、ドーハ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 縁起のいい会場=森保監督「歓喜」に変えるか―W杯サッカー抽選会