阿部詩、けが押して出場=選抜体重別柔道
時事通信社 2022年04月02日 19:05:00
女子52キロ級の阿部詩は1回戦を延長の末に制したものの、次の準決勝を棄権。昨秋に両肩の手術を受け、けがを押しての出場だったことを明かした。「パリ五輪に向けての第一歩だと思っていた。欠場も頭にあったが、畳に出ることが自分のすべきことなのかなと思った」。本格的に練習を再開したのは2週間前だったという。 左肩は高校時代に痛めた古傷。金メダルを獲得した東京五輪でも違和感は続いており、「五輪前にもう手術しないといけない状態だった」。 実績を評価されて世界選手権の代表には選ばれた。「肩をいい状態にして稽古に取り組んでいきながら、自分自身を向上させていきたい」と誓った。(了)【時事通信社】
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記事名:「 阿部詩、けが押して出場=選抜体重別柔道 」