阪神は粘りも及ばず、開幕７連敗となった。四回までに６点を先行されながら、五回に連打で１点、六回には近本の適時三塁打などで２点。九回は２死二塁から大山の２ランで１点差にまで迫った。２日以降につながりそうな一本が出て、大山は「あのまま終わるのとは絶対に違うと思う」と言葉に力を込めた。 前半は藤浪が二回までに３本塁打を浴び、内野の失策も失点につながる最悪の展開だったが、救援陣の踏ん張りを含めて中盤以降の戦いは悪くなかった。矢野監督は「目の前のことを必死にやっていく」と話した。 （了） 【時事通信社】 〔写真説明〕開幕７連敗を喫し、ベンチを後にする阪神の選手ら＝１日、東京ドーム