ポルトガル、波乱許さず=堅守破ったマンUコンビ―サッカーW杯欧州予選プレーオフ
時事通信社 2022年03月30日 08:40:56
ポルトガルは危なげない試合運びで波乱を許さなかった。北マケドニアの堅守を破ったのは、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)でもホットラインを組む2人。前半32分、敵陣でインターセプトしたフェルナンデスがロナルドとのパス交換で相手DFを翻弄(ほんろう)し、冷静に先制弾を流し込んだ。 後半20分にはフェルナンデスが速攻のチャンスに前線へ駆け上がり、ジョタのクロスを豪快に蹴り込み追加点。終盤は丁寧なパスワークで試合を落ち着かせ、相手に反撃の余地を与えなかった。 予選最終節でセルビアとの直接対決に敗れ、A組首位での本大会出場を逃した。プレーオフは欧州王者イタリアと同組の厳しい組み合わせになったが、そのイタリアが1回戦で敗れる波乱もあり、トルコ、北マケドニアを順当に下してカタールへの切符を獲得した。 欧州サッカー連盟公式サイトによれば、サントス監督は「ふさわしい勝利だ。たくさんチャンスをつくったし、相手にチャンスを与えた記憶はない。W杯出場は当然の結果」。大きな重圧をはねのけて目標を達成し、胸を張った。(バルセロナ時事)【時事通信社】
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