今月6日の東京マラソンで日本勢2番手の7位に入った新谷仁美(積水化学)が、マラソン挑戦を継続することが28日、分かった。横田真人コーチが代表を務めるチームの公式ユーチューブでミーティングの様子が公開され、新谷は「もう一回、マラソンの日本記録(2時間19分12秒)に挑戦したい」と語った。 新谷は東京マラソンで13年ぶりにフルマラソンに臨み、日本歴代6位の2時間21分17秒をマーク。レース直後は「マラソンなんて二度とやりたくない」と話し、自身が日本記録を持つ1万メートルなどのトラック種目に戻る意向も示していた。 今夏の世界選手権(米オレゴン州)マラソン代表3枠のうち、一山麻緒(ワコール)が決定済み。残り2枠は29日の日本陸連理事会で決まり、新谷は有力候補となっている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕新谷仁美選手