加藤、新天地で日々アピール=ブルージェイズ招待選手―米大リーグ
時事通信社 2022年03月28日 17:07:33
【ダンイーデン(米フロリダ州)時事】米大リーグ、ブルージェイズの春季キャンプにマイナー契約の加藤豪将内野手(27)が招待選手として参加している。23日にはオープン戦でソロ本塁打もマーク。メジャーでのプレーを目指し、アピールを続けている。 2013年のドラフトでヤンキースから2巡目(全体66位)で指名されプロ入り。その後はマーリンズ、パドレスのマイナーを渡り歩いたが、メジャー昇格は果たせなかった。新天地のキャンプでは、「すごい強打者がいるチーム。どういう練習をしているのか勉強しに来た」と前向きに話す。 マイナー選手のため、労使紛争による昨年12月からのロックアウトの影響を受けず、例年通り2月中旬にキャンプ地に入った。「(メジャー選手よりも)3週間早いスタートだったので、いつもよりいい感じでできている」。オープン戦では先発でも起用され、順調な仕上がりを示してきた。 ブルージェイズの内野には昨季本塁打王のブラディミール・ゲレロやキャバン・ビジオら、元メジャーリーガーを父に持ち、将来を有望視される若手がそろう。加藤の本職は二塁だが、厳しい競争を見据え、キャンプでは外野の練習にも参加。「自分ができることをやるだけ。本当にそれだけ」。短い言葉に強い気持ちをにじませた。(了)【時事通信社】
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