日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は26日、札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致について「チームジャパンとして大会の意義を理解してもらえるよう努力したい」と述べた。1972年の札幌五輪から50周年を記念する行事に出席後、同市の秋元克広市長とともに記者団の取材に応じた。 山下会長と秋元市長は、北海道の鈴木直道知事と25日に面会し、今後も招致に向けて連携して取り組むことを求めた。山下会長は「忌憚(きたん)なく意見交換した」と述べ、秋元市長は「多くの皆さんに理解してもらい、招致を進めたい思いは(知事と)一緒」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じる日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(左)と秋元克広札幌市長=26日午後、札幌市中央区