河辺はまとまりを欠く演技となり、15位で初の世界選手権を終えた。フリー冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は「回りたい気持ちが強過ぎて、高く跳べなかった」。回転が足りずに着氷が乱れ、流れに乗れなかった。  23位だった北京五輪に続き、満足のいく結果は残せなかった。それでも17歳で二つの大舞台を踏んだ経験は貴重な財産。「失敗が許されない気持ちがいつもより倍大きくなる。出ないと分からなかった」と収穫を口にした。(モンペリエ時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 17歳河辺、収穫も=世界フィギュア