ダニエル、善戦及ばず＝マイアミ・テニス

　ダニエルは世界３４位のフォニーニと２時間５１分の熱戦。一進一退の攻防の末に最終セットのタイブレークまでもつれ込み、２―３から２連続でミニブレークを許したのが響いて力尽きた。 　世界９位になったこともあるベテランに食い下がり、「いいプレーをしている相手に対して精神的に押されていなかった。すごく大切なこと」。悔しい敗戦にも前を向いた。 　１月の全豪オープンで３回戦に進むなど、成長を示している２９歳は「いい３カ月だった。一番いいシーズンのスタート。今までにもなかったプレーができた。まだまだ成長していきたい」。手応えを得て、クレーコートのシーズンへ向かう。（マイアミ時事）【時事通信社】