元世界1位のケルバーを1時間で一蹴。大坂は「自分のテニスをしようと心掛けた。プレーに満足している」と笑顔がはじけた。  「攻撃的になる」ことを心掛け、リターンからリズムをつくった。第1セットは第2ゲームで強打を決めてブレークに成功。難なく先取すると、第2セットも集中力を保ち、緩急をつけたサーブで主導権を握る。ストローク戦でも左右に決定打を打ち込みポイントを重ねた。  過去の対戦で負け越しているケルバー戦を前に「今の自分の状態を知るためのいいテストになる」と話していた。「際どいコースを狙えるように練習してきた」という強烈なバックハンドのダウンザラインを次々と決め、守備力の高い相手を圧倒した。  「自信が高まる」と大坂。難敵を撃破し、今後に弾みのつく勝利となった。(マイアミ時事)【時事通信社】
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記事名:「 難敵撃破、深まる自信=大坂、元世界1位圧倒―マイアミ・テニス