主将の吉田は「ほっとしている。これでもうちょっと代表でプレーできる。本当にうれしい」。目に涙を浮かべ、実感を込めた。 　Ｗ杯予選で勝ったことがなかった敵地のオーストラリア戦、試合前の円陣では「必ず勝ってＷ杯を決めよう」と気合を注入。ピッチでは「落ち着いて」と声を張り上げるなど、リーダーシップを発揮してチームを引っ張った。 　重圧を乗り越えての勝利に、「データで相手が後半に落ちてくるのは分かっていた。田中、遠藤（航）、守田が相手をいなして、ボールを保持する時間が長くなった。プラン通り」と胸を張った。（シドニー時事）【時事通信社】
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記事名：「 主将吉田、目に涙＝サッカーＷ杯予選 」