浦和学院の左腕宮城が7回2安打無失点の好投で、チームを快勝に導いた。「序盤はあまり調子が良くなかった」と言いながらも、テンポ良くストライクを投げ込む投球。走者がいなくてもセットポジションで投げるなどして、フォームを調整した。唯一のピンチは六回。無死から連打を許したが、制球を乱さずに切り抜け、「悪いなりに緩急を使って抑えられた」と話した。  追い込んでからの鋭いスライダーがさえて10個の三振を奪い、1回戦に続いて2桁奪三振。球数も78球に節約できた。八回は浅田、九回は金田が抑えて零封リレー。森監督は「理想の展開」と満足そうだった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する浦和学院先発の宮城=24日、甲子園
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 宮城、テンポ良く好投=高校野球・浦和学院