鳴門の左腕冨田は、敗れはしたが「90点くらい」と自己採点は高かった。130キロ台後半の速球と決め球のスライダーで右打者の内角を突き、大阪桐蔭相手に3失点完投。「どんどん内角を攻めていくという狙い通りにできた」と納得した。  大会前の練習試合が組めず、今年初めての対外試合が甲子園の舞台。そんな状況でも「大阪桐蔭のブラスバンドを聴きながら楽しく投げられた」と落ち着いていた。「優勝候補相手に最後まで投げ切れたのは自信になった。これからの練習につなげたい」と前向きに話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する鳴門先発の冨田=24日、甲子園
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 冨田、内角攻めて手応え=高校野球・鳴門