栃ノ心はくせ者の照強に潜り込まれたが、肩越しにまわしをつかみ、力ずくでつり出した。豪快な相撲で8場所ぶりに給金を直し、「長かった。よかった」と胸をなで下ろした。  怪力自慢の元大関も、けがなどがあって幕尻近くまで番付を落としている。それでも、「気持ちは折れていない。まだまだやれる。頑張れる」。34歳は言葉に力を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕栃ノ心(奥)は照強をつり出しで破り、勝ち越しを決める=23日、エディオンアリーナ大阪
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 栃ノ心、8場所ぶり給金=大相撲春場所