大垣日大に先制点をもたらしたのは、阪口監督の孫の高橋だった。二回2死二塁で、二塁手のグラブをはじく適時打。追い込まれてからカーブを捉え、「とにかく絶対、ランナーをかえすという気持ちだった」と振り返った。 阪口監督は「かわいい孫がチームのために頑張ってくれてうれしい。あとで頭でも、なでてやろうかなと思う」と笑顔。東邦(愛知)時代を含め、監督として春夏通算33度目の甲子園となる名将にとっても、格別の1勝になったようだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2回表大垣日大2死二塁、高橋が先制の適時打を放つ=22日、甲子園