猛チャージを見せた内田が、一打で暗転した。首位と5打差で出た最終日。切れのあるショットを連発し、8番から6連続バーディーを奪った。だが、15番のティーショットが痛恨のOBに。 直前にリーダーボードの一番上に自分の名前があるのを見て、「やる気がちょっと出て…。一つ大きいクラブで打ってしまった」と明かす。このホールをダブルボギーとし、勢いは止まった。 初優勝こそ逃したものの、前週に初めて予選を通過したばかりの19歳が大健闘。「初めて上位争いができて、すごくいい経験になった。緊張はあったけど、楽しくできた」と手応えを口にした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕9番、第2打を放つ内田ことこ=20日、鹿児島高牧CC