6日に行われた東京マラソンの男子で日本選手最高の4位に入った鈴木健吾(富士通)が11日、オンラインで記者会見した。代表入りが有力な7月の世界選手権(米オレゴン州)を見据え、「前(先頭集団)でチャレンジする積極的な走りをしたい」と意気込んだ。  鈴木は自身が持つ日本記録(2時間4分56秒)には及ばなかったものの、2時間5分28秒の好タイムをマーク。膝の状態が思わしくなく、満足な練習ができなかったというが、一山麻緒(ワコール)と夫婦そろっての世界選手権出場を目指し、調整に励んだという。一山も女子で日本勢トップの6位となった。  鈴木は、2024年パリ五輪に向けても「東京五輪を見て、勝負したいという思いが強くなった。強さ、速さを磨いていきたい」と飛躍を誓った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 鈴木、世界選手権へ意欲=オンラインで記者会見―マラソン