アルペンスキーのスーパー複合男子座位で、鈴木は前半11位と出遅れたが、後半の回転でスピードに乗ったまま正確にターンを決めて合計タイムで5位まで順位を上げた。「複合のメダルは厳しいと思っていたので、コースと雪質を体に染み込ませたかった」。照準を合わせる回転種目へ向け、狙いは果たした。 回転の2014年ソチ大会金メダリスト。「若い選手がぶいぶい言わせているが、それには負けたくない気持ち」と話し、2大会ぶりの表彰台に向けて意気込んだ。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アルペンスキー男子スーパー複合座位、鈴木猛史の後半回転=7日、延慶