アルペンスキー女子の村岡はスーパー複合で今大会3個目の金メダルを逃した。銀も十分に誇れる成績だが、「できる限りの滑りをしたつもりだけど」と振り返る口調は悔しそうだった。 前半のスーパー大回転で2位に3秒近い差をつけたが、コースが変わった後半の回転で雪質の変化に苦戦。前回覇者のアナレナ・フォルスター(ドイツ)に逆転された。 女子座位は村岡とフォルスターの2強と言っていい。「きょうは自分の持っている力を100%出せたわけではなかった。いろいろと調整していかなくてはいけない」。あとの2種目は技術系で、回転と連覇が懸かる大回転。ライバルとの残りの争いへ力を込めた。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アルペンスキー女子スーパー複合座位、後半の回転で滑降する村岡桃佳=7日、延慶