「あしたこそはビッグジャンプを」との前日の予告通り、小林陵は1回目に最長不倒の132メートルを飛んで3位。トップとは飛距離計算で2メートル弱の差。十分に逆転できる位置につけたが、2回目は得点を伸ばせなかった。  北京五輪直後のフィンランドでの大会で優勝したが、「ちょっと苦手」というノルウェーでの個人戦3戦は2位、6位、7位と尻すぼみだ。それでもW杯総合首位を維持している安定感はさすが。本人も「大崩れはせずに踏ん張れた」。疲労がたまる中でのパフォーマンスに及第点を与えた。(オスロ時事)【時事通信社】
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記事名:「 小林陵、2回目伸ばせず=W杯ジャンプ男子