ソフトバンクの甲斐が、バットで成果の一端を示した。今季は打球を逆方向の右に飛ばすことを意識し、三回にはその通り、外角高めの直球を右翼テラス席に運ぶソロ。「結果ホームランになったことは素直によかった」。六回には左前打を放った。  扇の要として欠かせない存在だが、昨季はリーグ最多の142三振と打撃では苦しんだ。キャンプではOBの城島健司さんからマンツーマンで指導を受け、フォームを直立に近い形に修正。「2月よりも違和感なく、自分のものになってきている。シーズンを通じて良い数字が残せるように」と先を見据えた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 甲斐、バットで成果=プロ野球・ソフトバンク