男子の本多が、昨夏の東京五輪では出場権を逃した400メートル個人メドレーで世界選手権の代表入りを決めた。隣を泳ぐ瀬戸とゴール前まで競り合った決勝は「ドキドキ興奮した。負けたかとも思った」。最後は0秒07差で制した。 得意のバタフライ以外の泳法でも地力がついた手応えがある。4日には東京五輪で銀メダルを獲得した200メートルバタフライが控えており「良いレースをして代表権を取りたい」。言葉にも勢いがあった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子400メートル個人メドレー決勝で力泳する本多灯=2日、東京辰巳国際水泳場