2月1日からの春季キャンプを終えた日本ハムの新庄監督。プロ野球界の話題の中心となったビッグボスの印象的な言葉を振り返る。 (2月1日、初日を終えて)練習のための練習をしているような感じに見えた。練習を試合のようにやってほしい。 (8日、阪神との練習試合で初采配。序盤はベンチ近くの小屋から見守る)きょうのピッチャー、真っすぐと変化球の癖は分かった。人間観察が好きだから。 (8日、試合に勝利)楽しかったね。やっぱり面白いね、試合は。 (13日、練習試合で選手に本職と違うポジションを守らせる)打席での力の抜き具合が変わると思うんですよ。守ったことない場所を守ってのプレッシャーはない。エラーしてもいいっていう気持ちになれる。 (13日、自身がオープン戦で登板した時の映像を使った打撃マシンが登場)照れたね。なんか照れてもうた。ピッチャーをやっていたんだもんね。 (15日、巨人との練習試合でベンチで頭を抱える)みんなが打ち過ぎて誰を使ったらいいか分からなくなった。あんまり打つなよっていう喜びでした。 (25日、臨時コーチとして招いた室伏広治スポーツ庁長官と身体能力を比べ)ファイターズとソフトバンクくらいの差があった。 (25日、野村の特守を見ながら)わざと見る人を雇おうかな。200人くらい。ここが大事なんですよ。普通ならダイビングしないものを、勝手にダイビングしてしまう。不思議なんです。 (27日、オープン戦で捕手へ球種のサインを送っていたことを明かす)俺、頭がいいでしょ?。意外と考えています。 (28日、打ち上げ後に)俺がしていることって意味があるからね、必ず。後から説明したら、そういうことかってなる。いちいち説明はしないんだけど。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕楽天との練習試合で、ファンの歓声に応える日本ハムの新庄監督=13日、沖縄県金武町 〔写真説明〕巨人との練習試合の3回、石井の2点適時二塁打におどけて頭を抱える日本ハムの新庄監督=15日、那覇市 〔写真説明〕ロッテとの練習試合で、「BIGBOSS STAGE」と名付けた物見台から試合を見る日本ハムの新庄監督=19日、沖縄県名護市