渡部暁は北京五輪後、最初のW杯個人戦で課題と収穫が入り交じった。五輪の疲労が残る中、前半飛躍は117.5メートルの16位と出遅れたが、後半距離では、首位スタートから優勝したリーベルとの差を50秒以上も短縮。5位が見える位置まで上がり、「まずまず」と納得顔だった。  北京五輪は個人ラージヒルと団体で銅メダルを獲得したものの、今季W杯では、個人で3位以内がまだない。「表彰台を目指して頑張りたい。ジャンプが良くなれば、いい結果を届けられると思う」と意欲的に語った。(ラハティ時事)【時事通信社】
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記事名:「 渡部暁、課題と収穫=ノルディックスキーW杯複合男子