清水、光った速攻=3季ぶりの静岡ダービー―J1
時事通信社 2022年02月26日 18:29:47
磐田がJ1に復帰し、伝統の「静岡ダービー」が3季ぶりに戻ってきた。「すごい熱量。この中で試合ができるのは幸せだなと感じた」と清水の中山。互いのサポーターがスタンドをチームカラーで染めた。 昨年11月から清水を率いる平岡監督が志向するカウンターがさえた。20歳の鈴木唯がハーフウエーライン付近から駆け上がって先制点を奪うと、後半は神谷、中山らで一斉に速攻を仕掛けて勝ち越した。 何とか残留して迎えた今季は主力のチアゴサンタナ、松岡らがけがで離脱。シーズン序盤から試練が訪れる中で、鈴木唯は「自分はやれるんだというところを見せたい」。早くも昨季に並ぶ2得点。若手の目の色も変わっている。 磐田に2人も退場者が出て、指揮官は「うれしい気持ちと残念な気持ちで半々」と複雑な様子だが、相手に重圧をかけ続けた結果ともいえる。上位進出を目指し、まずは宿敵から大きな白星を手にした。(了)【時事通信社】
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