川崎、最終局面で甘さ＝Ｊリーグ

　川崎は最終局面での寄せが甘かった。横浜Ｍの圧力が増した後半１２分に追い付かれ、わずか１分後に勝ち越しを許した。鬼木監督は「失点の質というか、起こしてはいけない失点もある」。要所で体を張れず、後半だけで４失点を喫した。 　４失点は２０１９年１１月以来で、その時の相手も横浜Ｍだった。昨季は開幕から２５戦無敗だったが、３連覇を狙う今季は２試合目で早くも黒星がついた。「失点よりも４点、５点取れなかったことの方がショック」と先制点を挙げた家長。圧倒的な攻撃力が鳴りを潜めている現状への危機感を口にした。（了）【時事通信社】