内容の濃い開幕戦となったのは、F東京の奮闘によるところが大きい。王者川崎を追い詰めながら、0―1の惜敗。新型コロナウイルス陽性による離脱者が6人もいた中で、「ここまで試合を支配した選手たちを誇りに感じる」とアルベル監督。悔し涙を流す選手もいたという。  スペイン人の新監督が掲げるのは、「ボールを愛するサッカー」。昨季までの堅守速攻から転換を図っている途上で、「完成度は20%にも満たない」と言う。  それでもボール支配やシュート数で相手を上回った。高卒新人で先発した松木は堂々とプレーし、前半に惜しいミドルシュート。1点を追う終盤には、紺野のミドルがポストをたたくなどすさまじい猛攻を見せた。  今季から経営体制も変わり、ユニホームの胸には「MIXI(ミクシィ)」の文字。「進むべき道はきょう示した。日々成長すること」と監督。確かな手応えを感じる船出となった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、競り合う川崎の家長(左)とF東京の安部=18日、等々力
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 王者追い詰めたF東京=新スタイルに可能性―Jリーグ