【北京時事】北京冬季五輪第12日は15日、ノルディックスキー複合の個人ラージヒルが行われ、渡部暁斗(北野建設)が銅メダルを獲得した。個人ノーマルヒルで前回平昌大会まで2大会連続銀だった。 スピードスケート女子団体追い抜きでは、日本は決勝でカナダに敗れて銀メダルだった。平昌大会に続く連覇はならなかった。準決勝ではロシア・オリンピック委員会(ROC)を破った。日本の高木美帆(日体大職)は今大会三つ目の銀。 スノーボードのビッグエア決勝では、女子で17歳の村瀬心椛(ムラサキスポーツ)が銅メダルを獲得した。2010年バンクーバー大会フィギュアスケート女子で銀の浅田真央の19歳を抜き、冬季五輪日本女子最年少メダリストとなった。 今大会の日本勢のメダルは合計14個(金2、銀5、銅7)となり、平昌大会の13を上回り冬季五輪史上最多となった。 フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)には坂本花織(シスメックス)と樋口新葉(明大)、河辺愛菜(木下アカデミー)が登場。ドーピング検査で陽性反応を示しながら継続出場が認められたカミラ・ワリエワ(ROC)も演技する。 カーリング女子1次リーグでは、日本が英国に屈して通算4勝3敗となった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディック複合個人ラージヒルで銅メダルを獲得した渡部暁斗=15日、張家口