カーリングは14日に女子1次リーグが行われ、ロコ・ソラーレの日本は中国を10―2で下した後、2018年平昌五輪銀メダルの韓国には5―10で屈して通算4勝2敗となった。 「メガネ先輩」の愛称で知られる韓国のスキップ金恩貞が再び、日本の前に立ちはだかった。後攻の第3エンドでは、最後の一投で円内の日本のストーン二つをはじき出して3点を奪う「ビッグエンド」に。要所で正確なショットを決め続け、試合を通じた成功率は90%。日本のスキップ藤沢の71%を大きく上回り、セカンドの鈴木は「後半にかけて、ほぼほぼミスなく、乗らせてしまった」と舌を巻いた。 4年前の平昌では準決勝で日本を破ったが、昨年12月の五輪最終予選では2度敗れた。それだけに金恩貞は、「この試合は絶対に勝ちたかった。さすがに不安はあったが、それをコントロールするためにベストを尽くした」。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕カーリング女子1次リーグの日本戦で指示を出す韓国の金恩貞(中央)。左は藤沢=14日、北京