スピードスケート女子500メートルで、高木美帆(日体大職)が銀メダルを獲得した。一問一答は次の通り。  ―1500メートル銀の後、心境の変化は。  悔しさや悲しさを抱えていた。その中でメダルセレモニーがあったり、自分がトライしてきたことを思い返したりして少しずつ気持ちの整理がついた。  ―棄権を考えたか。  この500に強い気持ちで挑めるのか、もう一度自分に問い掛けた。パシュート(団体追い抜き)を考えると、出るかどうか本気で考えたが、挑戦してよかった。こういう喜びは自分にプラスになる。また切り替えて次に向かっていきたい。  ―デビット・コーチが隔離から復帰。  表情やスケートのちょっとした変化に気付き、言葉を掛けてくれていた。それが急になくなり、存在の大きさを感じた。一緒に戦うことができて本当にうれしい。  ―500で小平に勝った。  ラッキーだった点は、早い組で滑り、そこで速いタイムを出せて後ろの組にプレッシャーを与えられたこと。勝てた思いはなく、純粋に銀を取れた喜びを感じている。他のことは考えていない。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕スピードスケート女子500メートル、滑走する高木美帆=13日、北京
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 500メートル「挑戦してよかった」=高木美との一問一答〔五輪・スピードスケート〕