【北京時事】北京冬季五輪第9日は12日、ジャンプ男子個人ラージヒルが行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が銀メダルを獲得した。6日の個人ノーマルヒルとの2冠達成はならなかった。ジャンプの個人種目で1大会2個のメダルは、1998年長野大会の船木和喜以来で2人目。 スピードスケート男子500メートルでは、森重航(専大)が銅メダルを獲得した。スピードスケートで男子の日本勢が表彰台に立ったのは3大会ぶり。今大会で日本勢のメダルは計10個(金2、銀3、銅5)となった。2桁到達は平昌大会に続き2大会連続で3度目。 アイスホッケー女子の日本(スマイルジャパン)は、準々決勝でフィンランドに敗れた。カーリング女子1次リーグで、ロコ・ソラーレの日本はデンマークとロシア・オリンピック委員会(ROC)に連勝し、通算成績を3勝1敗とした。 フィギュアスケートはアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、小松原美里、小松原尊組(倉敷ク)は22位で14日のフリーに進めなかった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ男子個人ラージヒルで銀メダルを獲得し、記念撮影に応じる小林陵侑(右)ら=12日、張家口 〔写真説明〕スピードスケート男子500メートルで銅メダルを獲得した森重航=12日、北京