ノルディックスキー・ジャンプ男子は12日、個人ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が292.8点で銀メダルを獲得した。1回目に最長不倒の142メートルを飛んだが、2回目は138メートルで順位を落とした。ノーマルヒルとの2冠は逃したが、日本勢でジャンプ個人種目の1大会メダル2個は、1998年長野大会の船木和喜以来となった。 マリウス・リンビク(ノルウェー)が296.1点で初の金メダル。1回目に140.5メートルで2位につけ、2回目も140メートルを飛んで逆転した。 佐藤幸椰(雪印メグミルク)は15位、小林潤志郎(同)は24位。中村直幹(フライングラボラトリー)は29位だった。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ男子個人ラージヒル2回目、小林陵侑の飛躍=12日、張家口 〔写真説明〕ジャンプ男子個人ラージヒルで銀メダルを獲得し、記念撮影に応じる小林陵侑(左)ら=12日、張家口