【日本ハム】4年目の野村が豪快な一発を放った。1死満塁などから始まる変則方式の紅白戦で、逆風を物ともせずに左翼席深くまで運び、「試合の中で良い対応ができている。長打も出たので順調」と声を弾ませた。 この日は新庄監督がバックネット前に設置した観客席最前列の高さがある物見台「ビッグボスステージ」が、お披露目された。野村の本塁打を台上で見た監督は「ナイスホームラン!」と球場のマイクで声を張り上げ、直接助言を送っている21歳の活躍に満足した様子だった。 長打力が期待される野村は、昨季99試合で打率2割6分7厘、7本塁打。定位置確保に向け、「試合も増えてくる。結果だけでなく、打席の中でいい姿も見せたい」とさらなるアピールを誓った。 (名護) 【時事通信社】 〔写真説明〕「ビッグボスステージ」と名付けた物見台に立つ日本ハムの新庄監督(左)=12日、沖縄県名護市