菊池純は500メートルに続き、1000メートルでも見せ場をつくれなかった。準々決勝は大外からのスタート。序盤で前に出ることができず、加速しようとした中盤以降は何度か氷に右足を取られ、「ぐらぐらっとなってしまった」。最終周では後続と接触して転倒し、3組最下位の5着に終わった。 日本勢が総じて低調に終わった平昌五輪から4年。エースの菊池純はスピード強化に努め、一定の手応えを得て大舞台に戻ってきた。「1500メートルでは無駄な加速をしないよう、狙いどころで決めにいくレースをしたい」と決意を語った。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ショートトラック女子1000メートル準々決勝、転倒した菊池純礼=11日、北京