北京五輪のフィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した鍵山優真(オリエンタルバイオ)と銅の宇野昌磨(トヨタ自動車)が一夜明けた11日、メインプレスセンターで記者会見し、18歳の鍵山は「金メダルはまた4年後に目指して頑張りたい」と頂点への意欲を語った。 銀メダルについては「今まで頑張ってきた努力や過程が全て込められている。まだまだやれた部分はあるが、100%を引き出せた自分を褒めたい」と、晴れやかな表情を見せた。今後は跳べる4回転ジャンプの種類を増やしていきたい考えで「また新たな自分をつくり出していけたらいい」と上を見据えた。 前回平昌五輪の銀に続くメダルとなった宇野は「今の実力で3位という順位は納得している」と充実感をにじませた。フリーでは4回転ジャンプを4種類5本という高難度の構成に挑んだ。「完成度を上げれば、限りなくトップに近い存在になれる。今からでも練習、成長が楽しみ」と貪欲に語った。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕メダル獲得から一夜明け、記者会見で撮影に応じるフィギュアスケート男子銀メダルの鍵山優真(右)と銅の宇野昌磨=11日、北京 〔写真説明〕メダル獲得から一夜明け、記者会見するフィギュアスケート男子銀メダルの鍵山優真(右)と銅の宇野昌磨=11日、北京