バスケットボールの女子ワールドカップ(W杯)予選は10日、大阪市のおおきにアリーナ舞洲で始まり、世界ランキング8位の日本は初戦で同4位のカナダに86―79で競り勝った。 昨夏の東京五輪銀メダルの日本は前半を23―40とリードされた。攻撃にリズムが生まれた後半に追い上げ、73―73でもつれ込んだ延長戦で勝ち切った。 予選は16チームが4組に分かれて世界各地で実施。大阪大会はチーム内に新型コロナウイルス陽性者が出たベラルーシが出場を辞退し、日本、カナダ、ボスニア・ヘルツェゴビナで争う。上位3チームが今秋にオーストラリアで開催される本大会の出場権を得ることになっていたが、出場枠の取り扱いは未定となっている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕カナダに勝ち、喜ぶ渡嘉敷(手前左)ら=10日、大阪・おおきにアリーナ舞洲