54位に終わった小林は「粘るべきところで粘れなかった」と悔しがった。時間差で順にスタートして所要タイムで競う方式。ワールドカップ(W杯)のランキングが高い選手に挟まれて走れた経験をプラスに捉え、23歳は「これからステップアップしていくには、いいレースになった」と充実感もにじませた。  ノルディック複合の山本涼太と同じ長野日野自動車の所属。1年先輩の山本が9日の個人ノーマルヒル前半飛躍でトップに立ったのを見て、「会社に行ったら隣に座っている山本さんが大きいジャンプをして、自分も頑張ろうと思った」。12日のリレーに向け、「入賞を狙う」と気合を入れていた。(時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 小林、悔しさと充実感〔五輪・距離スキー〕