3月6日に開催される東京マラソンの主催者は4日、招待選手らを発表し、2時間4分56秒の日本記録を持つ男子の鈴木健吾(富士通)、東京五輪で8位に入賞した女子の一山麻緒(ワコール)が夫婦そろって出場することになった。女子ではハーフマラソンと1万メートルで日本記録を持つ新谷仁美(積水化学)が13年ぶりにフルマラソンに挑む。 男子は他に2時間6分台の自己記録を持つ土方英和(ホンダ)、2018年アジア大会覇者の井上大仁(三菱重工)、20年の福岡国際を制した吉田祐也(GMOインターネット)らが招待された。 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、当初は大会1カ月前に開催可否を決める方針だったが、判断を今月18日に先送りした。開催する場合は、レースへの参加者全員に事前のPCR検査を義務付ける。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕鈴木健吾選手 〔写真説明〕一山麻緒選手 〔写真説明〕新谷仁美選手