北京五輪のフィギュアスケート女子で金メダル獲得が有力視されるロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワが2日、本番会場で初練習した。フリーの曲「ボレロ」をかけ、サルコー、トーループの4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半)などをしっかり着氷し、好調ぶりをうかがわせた。 15歳のワリエワは今季本格的にシニアデビューし、世界歴代最高得点を次々と塗り替えてきた。ジャンプだけでなく、柔軟性を生かしたスピンや表現力も優れている。 昨季の世界選手権で優勝したアンナ・シェルバコワ、銅メダルのアレクサンドラ・トルソワも練習し、4回転ジャンプなどを調整。自己記録ではROCの3人が他国の選手を引き離しており、表彰台を独占する可能性もある。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕フィギュアスケートの会場で練習するROCのワリエワ=2日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケートの会場で練習するROCのシェルバコワ=2日、北京 〔写真説明〕フィギュアスケートの会場で練習するROCのトルソワ=2日、北京