昨季日本一のヤクルトは、高津監督不在でキャンプが始まった。近親者が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたために合流しておらず、感染した本塁打王の村上の姿もない。異例のスタートとなったが、主将の山田ら選手は落ち着いた様子でウオーミングアップに取り組んだ。 歓迎式では選手会長の小川が花束を受け取り、「選手一人一人、一年間戦える体力と技術を磨いて再出発する」と力強くあいさつした。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕春季キャンプが始まり、歓迎の花束を贈られる小川(中央)らヤクルトナイン=1日、沖縄県浦添市