最終予選無敗でB組の首位に立つサウジアラビアは、勝てばW杯出場が決まる状況。それでもルナール監督は「まだ3試合残っていてトップにいる。一番大事なのは、確実に2位までに入ることだ」と話し、引き分けでも構わない姿勢を示唆した。 ボールを保持して戦うチームだが、中盤の要となるファラジがけがで不在。監督は「W杯で戦うには、誰が欠けても一貫して強いプレーをしないといけない。自覚を持っていい結果を出せるように努めるのが大事」と奮起を促した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕日本戦を翌日に控え、練習を見守るサウジアラビアのルナール監督(右から2人目)=31日、埼玉スタジアム