女子シングルスで2度目の頂点を狙った早田は、ダブルスパートナーの伊藤に決勝で屈した。同い年の21歳だが、シングルスの実績は相手が上。昨年は準決勝で惜敗した。「挑戦者の気持ちで」と挑んだが、サーブやレシーブを読まれて主導権を握れない。持ち味の強打を生かせずに敗れ、「もっとできたと思うからこそ、悔しい気持ちが大きい」と肩を落とした。  今大会は女子と混合のダブルスを制して2冠。少しずつ手応えを得ながら、「次こそはシングルスで優勝したい」。仲間であり、ライバルでもある伊藤を超えることを誓った。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 女子シングルスの早田、強打生かせず=全日本卓球