卓球の全日本選手権第6日は29日、東京体育館で行われ、女子ダブルスは決勝で伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が宋恵佳、成本綾海組(中国電力)を3―1で下した。ダブルスが実施されなかった昨年を挟んで4連覇を達成し、同一ペアの最多連続優勝に並んだ。 男子ダブルスは決勝で宇田幸矢、戸上隼輔組(明大)が張本智和(木下グループ)森薗政崇(BOBSON)組に3―2で逆転勝ちし、初優勝。 シングルスは準々決勝が行われ、女子で東京五輪銅メダルの伊藤、早田、17歳の木原美悠(エリートアカデミー)、加藤美優(日本ペイント)が準決勝に進んだ。男子は戸上、丹羽孝希(スヴェンソン)、松平健太(ファースト)、吉村真晴(愛知ダイハツ)が4強入り。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子ダブルス決勝、プレーする伊藤美誠(右)、早田ひな組=29日、東京体育館 〔写真説明〕男子ダブルス決勝でプレーする宇田幸矢(左)、戸上隼輔組=29日、東京体育館