男子シングルスでは、高校生の吉山が連覇を狙った及川を4―2で破る殊勲。続く6回戦も突破し、「ベスト16」としていた目標を上回る準々決勝進出を果たした。前日にジュニアを制した17歳は「挑戦者として臨み、いい試合ができた」と充実した表情を浮かべた。 サービスからの3球目攻撃で強気にラケットを振り、ラリー戦でも経験豊富な相手に何度も打ち勝った。さらなる躍進へ「自分の力を信じて挑むしかない」と力強く言った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子シングルス6回戦、プレーする吉山僚一(奥)=28日、東京体育館